7月12日~8月22日まで休業となります。
スコットランド、エルギンにあるG&M社に行くことは、この地を訪れる最もエキサイティングな出来事の一つでした。
「酒育の会 スコットランドスペイサイドツアー」に参加を決めたのも、このG&Mがツアーの中に組まれていたから、といっても過言ではありません。
G&M社はスコッチウイスキーのボトラーズ(樽を買って自社で詰める会社)でありながらも蒸留所経営(Benromach)もし、レアなウイスキーの販売をしている酒屋でもあります。
経営者はアーカート家という地元の貴族で家族経営をしており、接待してくださったアンドリューさんは気品のある方でした。
社内には想像を絶するレアウイスキーが陳列ケースに収まってます。あまりのすごさに
「I want to work here !」というと「Yes,,,,」と答えてくれました。
グレンリベットの70年物も飾られています。値段は推して知るべし、といったところでしょうか。
ここにきて初めて知った事ですが、大手ボトラーズは蒸留所から、ニューポッドをタンクローリーに積み、自社に着いてから自ら用意した樽に詰めることが出来るということです。これにより、より個性的な味わいのウイスキーを作ることが出来ます。
以前からG&Mのウイスキーには統一性があるなと思っていたのは、樽を選び、熟成年数を操作することで「G&Mの味」というのを作り出していたんですね。
これもここに来なければ分からない知識を得ることが出来ました。
来年には「酒育の会」のスコットランドツアーも再開出来ると思います。
どうやら、来年のツアーは2回行うかも?、知れないそうです。私はどちらかのツアーには参加したいと思っております。ご興味が御有りの方は宣言明けにでも、ご相談ください。