ベンリアック30年
ベンリアック蒸留所を訪れますと入口に南アフリカ共和国の旗が立っているそうです。
ベンリアックは元々、超マイナーな蒸留所でしてオフィシャルボトルが全く発売されず、シーバスリーガルの原酒を作ってました。この頃はシーバスブラザーズ(シーグラム)傘下でしたね。
そんな超マイナー蒸留所に設備資金を投資しプレゼンテーションを行い、いろんな樽で寝かせ種類を増やし、世界に打って出たのがベンリアックです。
アードベックもそうでしたが、たとえ不遇の時が長く続いても、いい経営者に恵まれると良いお酒ができ蒸留所そのものも復活できるのですね。
写真の30年は限定品のようです。長熟のフルーツ香やナッツ類の香ばしさを兼ね備えた佳酒です。
ベンリアックの「Ben」はゲール語で山という意味ですが「リアック山」というのは実在しないようですね。(笑)