バーサルバドールへようこそ!

東京高田馬場にあるバーのブログです、お酒の事はもちろん、様々な日常を綴っていきたいと思います

サントリー美術館 コレクターの眼

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六本木のサントリー美術館で開催されている「コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス展」に行ってきました
野依利之と辻清明の二人のコレクターが所蔵するヨーロッパ陶磁器とガラス展

今まで個人所蔵のアイテムをあまり見たことがなかったので新鮮でした、17世紀から18世紀のオランダで作られていた陶磁器、日本の古伊万里の影響を強く受けていたことがわかります。

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オランダで作られたボウル
柿右衛門の写しのようにも見えます、(この展示は写真に撮ることが許されています)
美しいですね、東洋の美というものが求められていた時代なんでしょうね。

陶磁とガラスが半分つづ位の展示だったでしょうか。
東地中海沿岸では紀元前からガラス器を作っていたとは驚きでした、コアガラスというみたいですね。

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こちらはリキュールグラスですかね、これと寸分違わぬグラスが、私がたまにお邪魔する骨董店に置いてあります。

この日の夜にその骨董屋さんと食事をしまして、「このグラスが美術館に置いてあったよ」と申しましたら、
普通のリアクションでした、「ああ、そうですか、」とそうですよね、一流品を扱っていらっしゃるとこういったことは珍しくないのですね。とても勉強になります。

この展示はとてもよかったのでもう一度でもいきたいと思います、図録を買おうかとも思いましたが、やはり自分の眼で感じないと良さは伝わらないと思いました。

是非おすすめの企画でした。