バーサルバドールへようこそ!

東京高田馬場にあるバーのブログです、お酒の事はもちろん、様々な日常を綴っていきたいと思います

ポートエレン シグナトリーヴィンテージ

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お店にあった最後のポートエレンもなくなり、

もしかしたらポートエレンを扱うことはもう出来なくなるかなと思っておりました。

(普通に何本も扱っていたのが懐かしいです)


1983年に閉鎖したアイラのこの蒸留所、いよいよ入手が困難になりました。

まだまだオークションや海外のリカーショップで見かけますが、

とてもお店で扱える金額ではありません。

何人かのウイスキー仲間に「ポートエレン譲れる物があったら譲ってほしい」と声を掛けてみました。

彼らもプロですから今現在ポートエレンがどのように扱われているかをもちろん知っています。

その中の一人が「その場で開封し1杯飲ませてくれること」を条件に譲ると言ってくれました。

ポートエレンのシグナトリーヴィンテージ

1974! (ポートエレンの70年代は貴重です)

30年熟成! (最高の熟成感)

カスクストレングス! (58.5%いい度数です)

最高のテイスティング!!

やっぱり美味いですね。

このボトルをSNSに上げたところ香港のバーの友人が「Great port ellen!!」と言ってました。

確かにその通りです、僕もそう思います。

このポートエレンはゆっくり売っていこうと思っております。幻のウイスキーですからね。