バーサルバドールへようこそ!

東京高田馬場にあるバーのブログです、お酒の事はもちろん、様々な日常を綴っていきたいと思います

PLYM GIN

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イギリスのドライジンの中でもとくに伝統的な歴史を持つ「プリマスジン」
このボトルは1960年代のボトルなので「PLYM GIN」表記になってます。
 
プリマスとはイギリスの南西部にある港の名前ですね、イギリス海軍が停泊しているネイヴィーの港です。
随分、昔にその辺を通りがかったことがありましたが、陰鬱な印象でしたね、今はどうかわかりませんが。
プリマスジンを製造しているところは「ブラックフライアーズ蒸留所」というみたいですね。
お酒に詳しい方でもジンの蒸留所名まで言える人はほとんどいないのではないでしょうか。
普段一般的に消費されるカクテルの大部分がジンベースを占めているのに対しジンそのものに興味がある人はそう多くはいませんね、いい研究対象になるかとも思えますが。
 
このボトルをテイスティングしてみますと、とにかくドライなんですね、Dry Ginはこうあるべきだとまでおもわせてくれます、昨今のジンですとやはりどこか角がとれているというか、洗練されている印象があります。
それに対して、このジンはネイヴィーが飲む男の酒って感じがしますね。
 
このジンをつかってローズのライムジュースを入れたギムレットはそれは美味しかっただろうなぁと想像します。
その時代時代で飲まれていたカクテルっていいですね。