バーサルバドールへようこそ!

東京高田馬場にあるバーのブログです、お酒の事はもちろん、様々な日常を綴っていきたいと思います

グレンタレット 1980 TWA オールドタイムスダイビング

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TWA The Whisky Agency
ウイスキーエージェンシー。
 
ドイツの有志が集まって作ったブランドですね、ここ近年はこのボトラーズがモルト業界を席巻してます。
 
あまりにも数多くの種類が出回っているため、手を出せずにいましたが30年以上の長期熟成に限り仕入れてみることにしました。
 
グレンタレット 1980 33年熟成
 
グレンタレットの長期熟成のものは度数が比較的低いものが多い気がします。こちらも42’8%。
 
グレンタレットはその知名度の割には小さなディスティラリーです、ポットスチルも最少2基。仕込みも少なく世に出ます。
スコットランド最古の蒸留所(現存してる中では)としても知ってる人はいますね。
 
正直なところグレンタレットには懐疑的なところがあって、お店を開けて10年目になりますが、1本も仕入れた事がありませんでした。何故なら、「パフューミーだから」です。
 
オフィシャルボトルの1966などは名品として今も扱われていますが、昔飲んだものがトラウマとなり、「恐ろしい程の石鹸香」がするモルトとして頭に刷り込まれてしまったからです。
 
それから時が経ち、「ボトラーズのタレットがいいよ」との声も聞くようになりました。
 
確かに、長期熟成のタレットは素晴らしい、いったい私が飲んだものとは何だったんだろう、正反対のウイスキーでした。
 
それでも、海外のコレクターはオフィシャルのオールドボトルを比較的安価で手放しているところをみると、あまり人気がないのかそれとも石鹸ぽいのか。
 
ボトラーズのワンカスクのタレットを飲みましょう。