バーサルバドールへようこそ!

東京高田馬場にあるバーのブログです、お酒の事はもちろん、様々な日常を綴っていきたいと思います

バカラ アシッドエッチング 1880~90

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オールドバカラの技法で「アシッドエッチング」というフッ化水素に浸して模様を彫る。という技があります。
ドイツの科学者ケスラーが1864年に発明しました。
加熱処理した松脂とワックスを塗り、針で彫っていくそうです、こうする事によりグラヴィールよりも繊細な模様が浮き上がります。
当時はフッ化水素と硫酸の混合液を使っていたため、怪我や命の危険も生じていたようです。勿論現在は行われておりません。再現不可能のグラスと言っても過言ではないでしょう。
 
このグラスはお借りしているものなのですが、お店でお見せすることができますのでご興味のある方はどうぞ。