いつも異国の空の下
高島正明さんというピアニストが好きで「歩行者天国」と名づけられたアルバムをよく聴いている。
石井好子さんはそのライナーノーツを書いておられた。
日本シャンソン会の大物であることは知っていたがエッセイストであることは知らなかった。
「いつも異国の空の下」1952年に渡仏した彼女の物語である。
終戦後間もなくまだまだ世界が遠かった時代に歌で生きていくという冒険のようなエッセイ。
8年間で地球を3周した歌手が当時いたのでしょうか?サッチモと共演したりとエピソードも綴られています。
僕が旅行が好きなのにはこうした旅行記を好んで読んでいるという事が影響してると思います。
流石にもうスリリングな旅は遠慮したいですが、色々な場所に思いを募っていきたいですね。
この本を高島さんのアルバムを聴きながら読むと結構ハマります。旅をした気持ちを感じさせてるれる一冊です。