バーサルバドールへようこそ!

東京高田馬場にあるバーのブログです、お酒の事はもちろん、様々な日常を綴っていきたいと思います

デ・アトラメンティス

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このところ体調があまり良くなく、皆様にはご迷惑をおかけしております。
とにかく咳が止まらず、(特に深夜)参ってましたが、今週からはなんとかいけそうです。
 
さて、最近の筆記具には万年筆を使用することが増えました。
主にモンブランとモンテグラッパを使います、どちらも5年以上前に購入したものですからその名の通り万年使っていけるのではないかなとも思っております。
 
万年筆の面白みにインクの色で結構遊べるという事に気づきました。
モンブランは濃いダークブルー。モンテグラッパターコイズを使用しています。
普通のブラックのインクを持っていません。写真のインクはヤンセン・ハンドメイドインク工房、ドイツの伝統的な万年筆インクを特別な古い製法で手作りした小さなメーカーです。
インクを置いてある倉庫は温度、湿度、光までも注意が払われ、さながらワインセラーのような保管の仕方だったそうです(実際にワインも置いていたらしい)
 
そういったこともあってか、写真のインクは「カベルネソーヴィニヨン」と名づけられています。
ワイン好きなら分かると思うのですが、このインク、本当に赤ワインの色をしています、笑ってしまうくらい。
「よくできてるなぁ」というのが最初の感想です。
次回のワイン会のメニューはこのインクで書きます。
 
インクで書かれた文章はパーソナルな印象を与えます、PCやEメールの時代だからこそインクで書く事の魅力を再発見することでしょう。