堀口切子
たまたまサイトで見つけて、かっこいいから購入してみたら、これがセンスが良くて、是非とも
実際に工房に行って直にグラスに触れて質感を感じながら、もう一度買ってみようと思い立ちました。
「堀口切子」は今、3代目の堀口氏が経営しており、僕と歳が近かったので、お近づきになりたいという思いもあり
お会いできた事が何よりうれしかったです。
優しい語り口ですが、眼光鋭く、自信があり、いかにも「職人」。職人大好きの自分にはとても影響を受けます。
江戸切子の歴史から成り立ちまでを解りやすくお教えくださいました。
今まで、バーで江戸切子を使ってるところは少なく、どうしても割烹や日本酒の「酒器」としての存在が
大きいですが、カクテルなどの色がついた液体と、色を被せ(きせ)てある、グラスとの
コラボレーションは秀逸だと思っています。
バーから日本の匠でもある切子を発信できたらいいと常々思ったりしてます。
写真の切子は「黒被万華様切立盃」(くろきせまんげようきったてはい)
彼の三代目の号でもある「秀石」の落款が押されています。