バーサルバドールへようこそ!

東京高田馬場にあるバーのブログです、お酒の事はもちろん、様々な日常を綴っていきたいと思います

スパイ・ゾルゲが愛したカクテル

洋酒ライター石倉氏が「スパイ・ゾルゲが愛したカクテル」と銘打ったコラムを毎週連載している。
 
ゾルゲがその当時愛飲していたものに着眼し考察、検証をしている。
彼からスパイ・ゾルゲを書くと聞いて、「そういや、映画の中でバランタインラフロイグが映ってましたね」と言うと、「そうなんだよ、あとオールドパーも」と、事もなしに言う
 
映画の中でのお酒のシーンは職業柄気になってしまうことがあり、「Last samurai」のタラモアデューであったり、「ボディーガード」のスプリングバンクであったり、「夜霧よ今夜も有難う」のコルク栓のジョニ赤であったりと、その時代背景にある様々なお酒が登場する。
 
スパイゾルゲが実際に東京で酒を飲んでいたのは約70年前。うちの店にある約60年前くらい前のバランタイン30年ボトル(空瓶)を「検証で使いたいので貸してくれ」と頼まれ、お貸ししました。
コラム中の写真ボトルがうちのボトルです。
 
篠田監督の「スパイ・ゾルゲ」はよく出来た映画だったし、ほんの数秒しか映らないボトルに容赦ないメスを入れるのは如何なものかと危惧しておりましたが、案の定、重箱の隅を突いてらっしゃいました。(笑)
 
ご興味のある方は上のURLから覗いてみてください。