Old RumとKさんの思い出。
あらかたのバーマンがそうであるように、ちょっとレアなお酒を仕入れる時は、きっと飲んでくれるであろうお客様の顔が浮かぶ。
Kさんはラムがとてもお好きで、僕も古いマルチニックラムをずっと探していた。(見つかった時は)Kさんの為といっても過言ではなかったし、よろこんでもらえるのも確信していた。
昨日このラムがお店に届いたのと、Kさんの告別に伺ったのが同じ日というのがなんとも皮肉でならない。
突然の事とはいえ、せめて飲んでほしかった。
僕はこれからもお酒を探しますし、求めつづけるでしょう。皆様によろこんでもらえるために。
「Kさん、クレマンの1957のしかも、、、Blancですよ!すごいでしょう!」